クロマト関連装置 USB仕様 for Windows
クロマトグラムデータ処理 μ7 Data Stationシリーズ
概要
SICμ7 Data Stationは、手のひらサイズのADCモジュールと独自のソフトウェアを市販のパーソナルコンピューター(OS:Windows)に接続する事により、高性能、マルチジョブ機能を備えた新世代の日本語対応クロマトデータ処理装置です。
データ処理の専門メーカーとして、長年のノウハウを数多く蓄積しているSICが”より使い易く、そして、より高精度に”を心がけて皆様に提供させて頂きます。
まさにLA(ラボオートメーション)時代の本格派です。
是非一度すばらしい導入効果をお試しください。
資料ダウンロード
特長
キーワード:
液体クロマトグラフィー・ガスクロマトグラフィー・サイズ排除クロマトグラフィー・ゲル浸透クロマトグラフィー・クロマトグラム・クロマトグラムデータ処理・液クロデータ処理・ガスクロデータ処理・GPCデータ処理・SECデータ処理・クロマトデータ処理機・クロマト解析ソフト・GC・LC・GPC・SEC…
- 使い易さ、それはSICの基本設計思想です
- 完全独立4CH(オプション)、4検出器まで個別にデータ取込/処理可能
- USB仕様で、デスクトップPCのみならずノートPCでもデータ処理可能
- 不分離(ショルダー等)ピークのシミュレーション機能
- レポートの充実と、クロマト貼り付け、市販の表計算(エクセル)へのデータ転送もワンタッチ!→オリゴマ計算結果も転送可能
- AIA変換、テキスト形式に変換されたクロマトも処理可能
→他者のデータ処理機で取り込んだクロマトを解析可能(互換性) - バスパワーによるUSBより電源供給
- 優れた操作性で多種多彩なGPC解析(μ7 Plus)
仕様
クロマトグラムの処理
測定 | 面積/高さ、分離度、理論段数、非対称係数、半値幅 etc. |
---|---|
処理ピーク数 | 320(MAX) |
同定ピーク数 | 320(MAX) |
リテンションタイム | 1/1000分 最大2000分 |
波形処理 | 分離/不分離ピーク、テーリング/リーディングピーク、ピークセパレーション、 区間ロック、強制谷渡りベース、負ピーク処理、 負ピーク反転処理、強制ピーク指示 etc. |
定量計算方法
検量線~最小自乗法(最大50点)による1~5次式
- 単純面積百分率法
- 修正面積百分率法
- 単純内部標準法
- 修正内部標準法
- 絶対検量線法
- GPC計算(μ7 Plus)
ADCモジュール
チャンネル数 | 2ch独立(標準) 4ch独立(ADCモジュール×2・・・オプション) |
---|---|
入力電圧範囲 | -2.5V~+2.5V |
ダイナミックレンジ | 10⁶ |
直線性 | 0.1%以内 |
サンプリングポイント | 100ポイント/秒 (最大) |
寸法 | W125×D84×H24 |
重量 | 320g |
パーソナルコンピューター(別売)
CPU | 1.6GHz以上 |
---|---|
メモリ | 4GB RAM以上 (32bitの場合は2GB) |
HDDまたはSSD | 16GB以上または20GB以上 |
光学ドライブ | 供給媒体 (CD読み出し) |
インターフェース | USBポート×1 (Plus×2) (4ch使用時USBポート×2) (Plus×3) |
OS | 日本語MS-Windows 7~11 (タッチパネル除く) |
よくある質問
- 2ch以上の増設は可能ですか?
-
USB-A/DCユニットを2式接続することにより独立4chが可能になります。
μ7(標準)×2式の購入が必要ですが、μ7 Plus(GPC)の場合はμ7 Plus×1式+μ7(標準)×1式でOKです。 - 他のPCにソフトのコピーは可能ですか?
-
ライセンス料をお支払頂くと他のPC(複数台)に自由にコピー可能です。
μ7 Plus(GPC)については、GPC機能を使用する場合、認証USBキー(ライセンス料×1式に1個付属)が必要になります。 - パソコンの仕様環境は?
- Windows 7~11(タッチパネル除く)がスムーズに動作する環境であればOKです。(2022.3月現在)
- SIC480Ⅱとのデータ互換はありますか?
-
SIC480Ⅱで取り込んだデータ(クロマトグラム)をSICμ7及びμ7 Plusで直接解析することが可能です。
SICμ7で取り込んだデータをSIC480Ⅱで解析する場合は、テキストファイル又はAIAフォーマットを介して行うことが可能です。 - ベースラインの再処理方法は?
- ベースラインの再処理はマウス操作かデータ処理パラメータで対応します。
- ショルダーピークの分離は可能ですか?
-
ピーク分離機能によりマウスで簡単に処理が可能です。(下図参照)
- ソフトのバージョンアップは可能ですか?
-
有償で可能です。
CD供給で対応します。 - SICμ7の標準仕様からPlus(GPC機能付き)にバージョンアップは可能ですか?
- 可能です。(認証USB付き)
- 解析ソフトのみの購入は可能ですか?
-
SICμ7 Plus(GPC機能付き) についてのみ可能です。
(認証USB付き) - 標準信号ケーブル及びリモートスタートケーブルは延長できますか?
-
標準は3mですが、最大10mまで延長が可能です。
動作環境によりノイズが増える場合がありますのでご注意ください。